KI言語は木構造で構成されており、その要素にkey string(キーストリング)という表現を使用しています。
key stringには以下のような種類がありますが、ここでは特に表示キーストリングのレイアウトキーを使用した表現方法について、説明します。
■key stringの種類
1.visible key string(表示キーストリング)
├─レイアウトキー※ここです。
├─フリーキー
└─グラフィックキー
2.style key string(スタイルキーストリング)
3.program key string(プログラムキーストリング)
4.data key string(データキーストリング)
5.meta key string(メタキーストリング)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 |
Kf(_startks){ Pe{ /*キーステーションが最初に実行するキーセット*/ N(_main); } } K(_main){ Se{ @s1{ ~back~color = "blue"; ~margin=10; } @s2{ ~back~color="green"; ~margin=10; } @s3{ ~back~color="gray"; ~margin=10; } } U{ C("1",@s1){ R("2",@s2){} R("3",@s2){} R("4",@s2){} } C("5",@s1){ R("6",@s2){} R("7",@s2){ C("8",@s3){} C("9",@s3){} } } } } |
実行結果
22行目からが表示を行っている箇所で、Uキーの下にCキーが2つ並んでいるのがわかります。
Cキーの‟C”はcolumnの略で、列を表します。
Uキーの下にまずCキーが並んでいることから、画面を縦に2分割していることがわかります。
Cキーの子に当たる箇所にRキーが複数ありますが、Rキーの‟R”はrowの略で行を表します。
縦に分割されたエリアをさらにRキーにより横に分割されていることがわかります。