KI言語は木構造で構成されており、その要素にkey string(キーストリング)という表現を使用しています。
key stringには以下のような種類がありますが、ここでは特に表示キーストリングのレイアウトキーを使用した表現方法について、説明します。
■key stringの種類
1.visible key string(表示キーストリング)
├─レイアウトキー※ここです。
├─フリーキー
└─グラフィックキー
2.style key string(スタイルキーストリング)
3.program key string(プログラムキーストリング)
4.data key string(データキーストリング)
5.meta key string(メタキーストリング)
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						Kf(_startks){ 	Pe{ 		/*キーステーションが最初に実行するキーセット*/ 		N(_main); 	} } K(_main){ 	Se{ 		@s1{ 			~back~color = "blue"; 			~margin=10; 		} 		@s2{ 			~back~color="green"; 			~margin=10; 		} 		@s3{ 			~back~color="gray"; 			~margin=10; 		} 	} 	U{ 		C("1",@s1){ 			R("2",@s2){} 			R("3",@s2){} 			R("4",@s2){} 		} 		C("5",@s1){ 			R("6",@s2){} 			R("7",@s2){ 				C("8",@s3){} 				C("9",@s3){} 			} 		} 	} }  | 
					
実行結果

22行目からが表示を行っている箇所で、Uキーの下にCキーが2つ並んでいるのがわかります。
Cキーの‟C”はcolumnの略で、列を表します。
Uキーの下にまずCキーが並んでいることから、画面を縦に2分割していることがわかります。
Cキーの子に当たる箇所にRキーが複数ありますが、Rキーの‟R”はrowの略で行を表します。
縦に分割されたエリアをさらにRキーにより横に分割されていることがわかります。